ドッグランのマナー。知らないのは事故の元。

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前回のページでは、ドッグランに行く際の持ち物についてお話しさせていただきました。

まだ読んでない方は、合わせて見ていただけると幸いです。

このページでは、トレーナーの先生、かかりつけ医の先生のお話をもとに、実際に体験談を合わせてお話しさせていただきます。

ドッグランで守ってほしいこと、最低限のしつけ

ドッグランにはさまざまな規約があります。

看板に記載があったり、有料のところだと店員さんから説明があります。

ルールがあるのにはもちろん訳がありますよね?一つずつ見ていきましょう。

乳幼児の入場禁止。子供の遊び場ではない。

・場内を走る

・子ども同士でキャッチボールするように投げ合う

・ワンちゃんに興味があるのか、近づいては、一歩引いてと繰り返す

小さい子供が走り回ったりする、楽しそうな声と雰囲気はワンちゃんの興奮を呼びます

小さい子からするとそんなつもりはなくても、ワンちゃんからすると遊びに誘われているような気分になることもあります。

そもそも怖がるような子供はドッグランへ入るべきではないのですが、、、

ドッグランは戦場

ワンちゃん自身がのびのびと遊べて走り回れるところです。

自宅や普段のお散歩とは違い、興奮のボルテージも上がりやすいです

何があってもワンちゃんの前に立つことができ、正面から止めることができないといけません

相手のワンちゃんを一方的に追いかけ回している時に、後ろから追いかけても当然人間の足では追いつけないため、正面から体当たりするように止めましょう。

興奮状態なので、本人も止められたのが嫌で噛んできます。

ワンちゃんの性格によってはすぐ喧嘩になります。

顔がひきつったり、尻尾が小刻みに揺れたり、背中の毛が立ったりなど、戦闘状態になる様子が伺えます。

きちんと見守りましょうなんて生ぬるいことは私は言いません。戦場です

口に入っているものを離すことができる

大型犬が小型犬の飼い主さんが持参したおもちゃを奪ってしまい、なかなか離さないため、困っている場面にあいました。

後日獣医さんとお話ししている中で、

「小型犬用のおもちゃは柔らかくつぶれるため、体の大きい子は飲み込んでしまう。取り出すには全身麻酔で開腹手術をするため体の負担が大きい。」と教えてくださいました。

おもちゃを持ってこないことは大前提ですが、自分から咥えているものを離すことができると、事故や拾い食いの防止になります。

また、それが難しいようなら、どれだけ強く噛んでても力ずくで取れるようになってください。

アイコンタクトを取れるようにする

呼び戻しができれば一番ですが、ドッグランのようにフリーの状態で、周りに気になるワンちゃんがいる状態での呼び戻しは難しいです。

常に呼んだら振り向く、アイコンタクトがとれるかかなど、絶えず声をかけて、こちらに意識が向いているか確認するといいです

意識がこちらに向いている状態ではわんちゃん同士の遊びがヒートアップすることも減ると思います。

無駄吠えを減らす。

よく無駄吠えに悩まれている方、いらっしゃいませんか?

他に人や、わんちゃんがいると興味があって吠える子。

吠えることが容易にでるような子は、改善してから行くほうが良いです。

吠えている本人も、吠えられたわんちゃんも興奮のスイッチが入りやすいからです。

普段は吠えることが少ないうちの子でも、吠えて遊びに誘われるとキレます。たくさん吠えられると、吠え返します。

そうしたら、もう一触即発です。止めた私に、そのイライラをぶつけます

ワクチン接種を全て済ます。生後半年を過ぎるまでは行かない。

大体全てのワクチンが終わるのが生後半年ごろだと思います。

ワンちゃんからすると思春期の時期だと思います。

社会化期にワンちゃんとの接し方を勉強するので、少し過ぎる頃には上手に遊べるようになると思います。

幼少期はそもそもワクチンが終わっていないため、病気になる可能性があります。

腸の発達も未熟なため、免疫力が低く、下痢や便秘の原因にもなりかねません。

また、幼少期の頃は成犬の輪の中にうまく入れず、怖い思いをすることもあります

正しい遊びの誘いかたがわからず、相手を怒らせてしまう場面に会ったことがあります。

怖い思いをするのはわんちゃん自身です。

幼少期は同じ月齢の子と、プロの監視のもと練習するべきです。

まとめ

私自身、ドッグランへ行くようになってわかったのが、同じようにの飼い主であっても、全く常識が通用しないことです

ワンちゃんが全力で走っているところを見てみたい!きっと楽しいはず!と思っているのは飼い主さんだけかもしれません。

小型犬がフリーエリアに入ってきて、大きいワンちゃんから逃げているところを何回もみて心が痛いです。

「うちの子はビビリだから、追いかけ回してもらわないと」

「怖がりで足元から離れないのよね」

何回も聞きました。お願いですから、ワンちゃんの行動をよくみてください。

そんなに走らせたいのなら、リードをつけて一緒に走ればいいじゃないですか。

小型犬エリアと、中・大型犬エリアが分かれているのは、必要のない喧嘩や事故を防ぐためです。

また、ドッグラン普段の姿とは思えないような行動に出る場合もあります。

多少はガウガウ言ったり、耳の後ろ噛んだりは遊びの範囲ですが、その遊びの範囲が飼い主さんによって異なるため、わんちゃんの性格や、犬種で判断するしかないのです。

合わなさそうなワンちゃんなら、すぐ出ることも大切です。その代わり、たくさんお散歩をしましょう。きっと飼い主さんと一緒ならどこに行っても楽しいと思います。

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