子犬が落ち着くのはいつから

ご覧いただきありがとうございます。甲斐犬、虎丸です。ここではわんちゃんとの向き合い方についてお話しさせてただきます。

わんちゃんを迎えて元気いっぱいの我が子。元気すぎるのはいいけど、少しは落ち着いてほしい、、、そう思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

うちの子も、毎日エネルギーが有り余って暴れたり、噛んだり、吠えたりとたくさん悩まされ、何回サークルやクレートの前で涙したか数えきれません。

育犬ノイローゼという造語があるくらい、たくさんの方が当たる悩みだと後から知りました。

今回お話しさせていただくのは、愛犬が落ち着くのはいつから?

一般的に言われている回答と、我が子の対処法をお伝えします。

犬種、性格によって違いはあります。あくまでもご自身のワンちゃんと向き合うことが大切です。

一般的に言われる落ち着く月齢の目安

このブログを見てくださっている方は他にもたくさんの記事を見ていることと思います。

他の飼い主さんとお話しさせていただいたり、トレーナーの先生や獣医さんからのお話をお伝えしたいと思います。

生後5ヶ月ごろ

生後5ヶ月ごろは、人間でいう小学生低学年に該当するそうです。

こちらの言うことを聞いてくれるような年齢ではありますよね。

しかし、楽しくなれば自分が最優先なのは納得がいきます。

生後7ヶ月ごろ

生後7ヶ月ごろは、人間でいう中学生。体も大きくなり、自己主張が一層増します。

社会化期と呼ばれる時期でもあるため、たくさんのことを考え、吸収します。

社会化期についてはこちらの記事をご覧ください。

また、この時期はワンちゃんの歯が乳歯から永久歯に生え変わる時期です。

生え変わりの時期は歯が痒いと感じるようで、気に入らなくて物や壁を噛むというより、痒さを紛らわしたくて噛む行動に至るようです。

オスの場合、去勢手術を考える子もいます。ホルモンバランスの関係で、落ち着くことも期待できます。

生後12ヶ月ごろ

この時期になると、成犬になり、人間で言うと20歳ごろです。

社会化期が過ぎ、たくさんのことを経験し、自分に合った生活スタイルを見つけることができたのではないでしょうか。

こちらの指示も聞いてくれるようになり、ワンちゃんとのコミュニケーションが取れているのを実感します。

しかし、20歳の中には大人びている人もいれば、まだまだ少年のような人もいます。ワンちゃんにとっても同じです。

3歳ごろ

3歳ごろは、人間でいう30歳前後です。

もうこの頃には精神的にも、肉体的にも落ち着いて、オンとオフの区別がついてくると思います。

ソファーでくつろぐ姿や、窓際で日向ぼっこをする様子が見られます。

うちの子の成長過程

生後5ヶ月ごろ

歯の生え変わり前で、体も小さく、おもちゃで遊べばワンちゃんの方が先に疲れてくれるくらいでした。

パピーパーティーに行けばたくさんのことを吸収し、勉強してくれるため、比較的穏やかな時期でした。

生後7ヶ月ごろ

体重が10キロを超え、遊び方も激しくなってきました。

お散歩中も砂を食べたり、破壊したおもちゃを食べて嘔吐し、通院が増えてきました。

去勢手術後もリードを噛んで遊んでしまいましたと病院側からの謝罪と、次の日にはカーラーはバッキバキ。

自己主張が激しく、すぐに興奮のスイッチが入るため私一人で散歩には行けず、10メートルほど歩いては服を破られ帰宅なんてこともありました。

この頃は、遊んでて、間違って手が口に入らないよう、長いロープ状のおもちゃで遊ぶことにしました。噛んだり、引っ張ったり、力を使って遊ぶ様にしました

生後12ヶ月ごろ

この頃が一番激しかったように思います。

トレーナーの先生からの指導で、興奮してきたら、指示が聞けるうちに、ハウスさせて落ち着く時間を作る様にするといいと言われ、実践しました。

しかし、ハウスの指示を出しても、こちらも噛まれて痛いのと半泣きになりながらの指示のため、お互い興奮状態になり、状況は最悪でした。

ただ、ワンちゃんも私も休戦する時間を取れる様になりました。

すでにトイレを家ですることはなくなっていたので、ただ壊されるだけのトイレを撤去しました。

トイレシーツを破られ、ゲージの中に広がっているのを興奮を制御しながら片付けるのはとても大変でした。

生後18ヶ月ごろ

この頃から日中自分の時間を過ごすことができるようになりました。

私たちの生活リズムを感じてくれる様になり、私がキッチンに立つと遊んでもらえないことを理解したようで、横になって休む姿が見られました。

人間のペースで生活することを学び、遊ぶ時間とそうでない時間の区別ができた様です。

この時から、「遊んで欲しいならボールを持ってきて」の言葉が通じるようになり、きちんとボールを持ってこれたら、必ず遊んであげることを徹底しました。

ルールをお互い守ることで、指示も聞けるようになりました。

まとめ

以上が我が子の成長過程です。

飼い主さんの足元でくつろぐ姿や、膝の上で抱っこされている姿を見て、何度悔しい思いをしたか、、、

それぞれのご家庭で悩みがあるのは十分理解をしているつもりではありましたが、

手や足の咬み傷や、服の破れを見ることが悲しかったです。

なんでうちの子だけ、、、育犬ノイローゼ納得がいきます。

ポイント

遊ぶ時は遊ぶ、休むときは休む。オンとオフの区別をはっきりと決める

遊ぶときも、おすわり、待て、など指示を出す練習を徹底すること

いつかきっと、思いが伝わる時がきます。ワンちゃんも勉強中です。

今日よりも明日が、ワンちゃんにも飼い主さんにも素晴らしい1日になりますように。

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