お散歩のたびに愛犬がグイグイ引っ張って大変…そんな悩みを抱えていませんか?
リードを強く引かれると、腕や肩に負担がかかるだけでなく、思わぬ事故につながることも。
実は、犬が散歩中に引っ張るのには理由があり、それを理解した上で正しいしつけを行うことが大切です。
本記事では、犬の引っ張り癖を改善する効果的な方法やコツを詳しく解説します。
今日から実践して、快適なお散歩タイムを手に入れましょう!
はじめに:なぜ犬は散歩中に引っ張るのか?
犬との散歩が楽しい時間になるはずが、リードを引っ張られて大変な思いをしていませんか?
犬が散歩中に引っ張る行動には、次のような理由があります。
- 興奮や好奇心:外の刺激に反応して前へ前へと進もうとする。
- 縄張り意識:自分の匂いをつけて縄張りを主張する。
- 運動不足やストレス:エネルギーが余っているため、走り出したくなる。
こうした行動を理解し、正しい方法でしつけを行えば、引っ張り癖を改善できます。
引っ張り癖を直すための事前準備
2-1. リードとハーネスの選び方
リードの種類とメリット・デメリットに関してこちらの記事をご覧ください。
引っ張り癖の改善には、道具選びが重要です。以下のポイントを意識しましょう。
- 前胸にクリップがあるハーネス:引っ張ると体が横を向き、引っ張りにくくなる。
- ショートリード(中型犬以上の場合):自由に動ける環境をなくす。
リードを短く持つことで、愛犬が突然走り出したり、思わぬ方向へ飛び出したりするのを防ぎ、安心してお散歩を楽しめます。
2-2. おやつやおもちゃを準備
しつけには「褒める・ご褒美を与える」ことが大切です。愛犬が喜ぶおやつやおもちゃを準備しましょう。
3. 具体的なしつけステップ
ステップ1:引っ張ったら立ち止まる
- 犬がリードを引っ張る、自分勝手に動き出したらその場でピタッと止まる。
- 犬が振り返ったり、リードを緩めたりしたら「いい子!」と声をかけ、ご褒美を与える。
- 再び歩き出し、引っ張ったら止まるを繰り返す。
‼️犬に「引っ張ると進めない」というルールを覚えさせることが目的です
ステップ2:「ついて」コマンドを教える

- 室内や静かな場所で「ついて」「ヒール」と言いながら自分の横を歩かせる。
- うまく横を歩いたら、おやつをあげて褒める。
- 慣れてきたら、外の散歩中にも取り入れる。
ポイント:位置は腰の横あたりです。最初は短い距離で成功体験を積ませることがコツです
ステップ3:リーダーウォークを身につける
- 飼い主が犬より半歩前を歩き、主導権を握る。
- 常にリードを短くして制御。
- 落ち着いて歩けたとき、声をかけてアイコンタクトと取れたときに褒める。
ポイント:リードは短めに持ちつつ、テンションをかけすぎないように注意しましょう。
よくある失敗と対処法
❌ 怒鳴る・リードを強く引っ張る
犬が引っ張るたびに怒鳴ったり、リードを強く引いたりすると、恐怖心や不安を与え、逆効果になることがあります。
対策:冷静に「ストップ&褒める」を徹底する。
❌ しつけを途中でやめる
引っ張り癖は短期間で直るものではありません。途中でやめてしまうと、犬は「引っ張れば歩ける」と覚えてしまいます。
対策:短期間で結果を求めず、根気よく続ける。

成長と共に興奮も落ち着いてくるから、それまで根気よく付き合ってね
散歩が楽しくなる工夫
- 散歩ルートを時々変える:犬にとって新しい刺激になり、集中力が持続。
- 途中で遊びを取り入れる:ボール遊びや簡単なコマンドで気分転換。
- 歩くペースに変化をつける:早歩きやゆっくり歩きを交互に行い、犬の意識を飼い主に向けさせる。
まとめ
犬が散歩中に引っ張るのは本能的な行動ですが、正しいしつけと道具選びで改善できます。
- 引っ張ったら止まるを徹底する。
- 「ついて」コマンドで横を歩く練習をする。
- リーダーウォークで飼い主が主導権を持つ。
愛犬との散歩をもっと楽しく、安全な時間にするために、今日からぜひ実践してみてください!
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