生後半年までの期間を逃がすな

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ご覧いただきありがとうございます。甲斐犬、虎丸です。ここではわんちゃんとの向き合い方についてお話しさせていただきます。

子犬を迎えてから数週間。だいぶ落ち着いてきたのではないでしょうか。

日本犬は生後4か月、洋犬は生後半年までに社会性が身につくといわれます。

この社会性が身につく期間がワンちゃんの性格を左右するといっても過言ではありません。

ここでは、暮らし、教育についてお話しさせていただきます。

社会性が身につくとは?

生後半年までは好奇心旺盛で、警戒心が薄くなんでも興味を持つ時期です。その時期を逃すと、今度は恐怖心から攻撃性へとつながってきます。攻撃性のあるワンちゃんには育ってほしくないですよね?

しかし、ワンちゃんには人間社会で過ごしてもらわなくてはいけません。

ワンちゃんにとっては当たり前のことも人間にとっては当たり前ではないし、人間にとっては当たり前でもワンちゃんにとっては当たり前ではありません。

・突発的な大きな物音に平常心を持つ

 

・他の犬や人に攻撃的にならないようコミュニケーションをとれるようになる

 

・人間の指示に従うことは自分にとっても嬉しいことがあることを学ぶ

最終的にはこの3つにたどり着くと思います。

ここを抑えることでしつけにおいての基盤ができていくと思います。

問題行動で悩むことも少なくなるでしょう。

では社会性を身につけるにはどんなトレーニングをしたらいいのかについてです。

社会性を育てるための具体的なトレーニング

パピーパーティーに参加する

必須です。何回も行きましょう。大型ペットショップ、動物病院、ブリーダーさんなどが主催されてます。

同じ月齢の子とあいさつの仕方を学んだり、おもちゃで遊んだりします。

場所によっては生後4か月までしか参加できないところもあります。先ほど述べたように、それ以降の月齢の子では、他の犬や人が集まることに恐怖心のほうが強く出る傾向にあるからです。施設によって異なりますので予約時に確認しましょう。

私が参加していたところでは1か月先はほぼ予約埋まってました。期限があるので最優先と考えていいかもしれません。

マンツーマンレッスンより安く、専門的な指導を受けられます。また同じような悩みをもったご家族とも交流ができていいですね。

抱っこ散歩する

道路を走るタイヤの音、トラックの振動音、クラクションの音、全て初めての音です。幼少期から外の音に慣れておくことで、今後外でも飼い主さんの指示が冷静に聞くことができます。

これは散歩編でお話させていただきますが、外出や旅行を一緒にしたい方は外を怖がる子にはなってほしくはないですよね。

犬は嗅覚が優れています。外に出ることで鼻を使い、脳を刺激します。

自分で外を歩くお散歩自体はワクチン接種後、獣医さんに確認をしましょう。

そもそも抱っこ自体を嫌がる子もいますからね。抱っこできる体重、大きさかどうかは別として。笑

震えてないか、よく観察をしましょう。

100人を目標に人と会う&おやつをもらう

ワクチン接種のタイミングにもよりますが、まだ外出は控えているのであればご自宅へお招きして、一緒に遊んだり、おやつを手からもらえる練習をしましょう。

日本犬は特に、警戒心が強く番犬気質な性格を持ち合わせているので、自分の生活の範囲に他人が入るのを嫌がる傾向にあります。慣れさせておけるといいですね。

人からおやつをもらえる、遊んでくれる=人は敵ではない、自分も嬉しい。

まとめ

子犬の社会化についてお話させていただきました。

「うちの子は、犬は苦手だから・・・」「こういう性格で・・・」

とパピーパーティーに参加されていた方はおっしゃっていました。

トレーナーの先生の言葉で印象的だったのは、

「まだ性格やできないことを決めつけるのは早いです。たまたま飼い主さんが見ているときにそのような状態だったかもしれません。1歳過ぎていたら話は別ですけどね。みんなで練習しましょう。今しかないです。」

とのことでした。

犬種によって得意、不得意はあると思います。ワンちゃんを迎え入れた時点でお調べになられた方も多いと思います。

今お話ししているのは社会化期、ちょうど練習の時期なので、ワンちゃんの様子をみながら、積極的にトレーニングできるといいですね。

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